読書感想文

目標:月2冊という意識の低いブログ

3.私の男 / 桜庭一樹

 

私の男 (文春文庫)

私の男 (文春文庫)

 

 

勧めてもらって読んだ一冊。

 

面白い書き方をしてる本だった。

結末から遡っていく書き方。

視点を各出来事で変える書き方。

 

最初から状況はほぼほぼ掴めるけど、

徐々に詳細になっていき、

新聞のニュースを読むような感覚から、

徐々に当事者の心境に近づく。

 

あり得ないのだけれど、

妙にしっくりきてしまうというか、

状況を受け入れてしまう。

 

色々と解決されないから、

もやもやが残るけれども、

刺激的だし表現もいいし、

読み甲斐がある本だった。