読書感想文

目標:月2冊という意識の低いブログ

24. 火天の城 / 山本兼一

 

火天の城 (文春文庫)

火天の城 (文春文庫)

 

 

おさむらい言葉苦手で、

あまり歴史小説読まないのだけど、

浅田次郎は読むけど)

お城建てる話なので、

嬉々としてとりかかった。

 

しかし、序盤辛かった…

分厚い、進まぬ…

登場人物もめっちゃ魅力的!ではなく、

お城建てるまでがめっちゃ長かった…

 

しかし着工してからは早かった…!

穴太衆出てきてから止まらず、

(石垣が好きなの)

一気読みして今に至る。

 

そもそもがお城好きですけど、

これ読んだらもう、

お城見ただけで涙出ちゃうと思う…涙

当たり前だけど凄いことなんですよな 涙 

昨日録画した、

歴史秘話ヒストリア(熊本城の回)も、

見るのためらう…涙 

安土城は、熊本城のおじいちゃんみたいなもんだからね。

お父さんは大阪城(旧)だろうな。

いや、おばあちゃんとお母さんかな?

 

読書とは擬似体験だと思うのだけど、

この小説のそれは凄かったなあと思う。

同等の歳月を過ごしたような読後でした。

もし読むなら、

「諦めるな…!頑張って最後まで読め…!」

というアドバイスをします。

建ってからがお城なんだからね!

 

しかしね、凄いなあ。

この時代はどの仕事も命懸けだなあ。

今の時代、これだけの覚悟で臨むこと、

あるかいな。

 

命落とす程のリスクがないのに、

同じだけの覚悟で仕事をするって、

難しいことなんだけれど、

それ物凄く幸せだろうな。

めちゃくちゃかっこいいしなあ。

 

色々あーだこーだ言いたいけれど、

ネタバレしそうなので口をつぐむ…

 

我々も6/25には、

立派なTerminal3を竣工せねばならぬでな。

目前の建設に対して、

気持ちが引き締まるのでした。