読書感想文

目標:月2冊という意識の低いブログ

34.月下の恋人 / 浅田次郎

ちょっと疲労が溜まっていたので、いつも心に安寧をくれる、浅田次郎さんの短編集を読んだ。 娯楽ミステリーに慣らされてるせいなのか、伏線回収を期待してしまったが、そういうのではなかった。 どの話も良かったんだけれど、続きが気になってしまうものば…

33.夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦

方々からオススメされていた、 こちらの本をやっとこさ読みました。 前回のシリアスで緊張感ある本から一転 はんなりふわふわした本。 八百万の神とのふれあい。 むずがゆ恋愛絵巻でした。 読み終わって、 京都のおばんざいを味わったような、 目にも鼻にも…

32.チョコレートコスモス / 恩田陸

あっという間に読み終わってしまった。 非常に分厚い本で、読み始めるまでとても腰が重かったのだけれど、昨日やっと読み進め、今読み終えた。 面白かった! この本は舞台の方の演劇についての話で、天才だけど野生の佐々木飛鳥(18)と演劇界のサラブレッド東…

31.まにまに / 西 加奈子

西さんのテクなのかもしれないけど、 術中にはまってるんだと思うんだけど、 あー、分かるなあああというところが たくさんあった。 1人語りで「私ってこういう人だから」って話すのって、 嫌な感じになっちゃうこと多いんだけど、 この人は好きだなあって…

30.化学の扉をノックする / 小川洋子

訳あってSence of wonderについて考えているんだけれど、 Sence of wonderを凝縮した一冊だった。 小川洋子さんの本はこれで3冊目だけど、 ( 原作映画を一本見たな、あと ) 中の人だ…!と思った。 それも不思議だった。 可愛らしい人だった。 インタビュー…

29.湯を沸かすほどの熱い愛 / 中野量太

映画が気になってて、 見ようかと思ってた時本を頂いたので、 先に原作を読ませて頂けました。 ありがとうございます! 湯を沸かすほどの熱い愛だ…! という点だけを描いたのだと思えば、 素晴らしい人だ! なんて素晴らしいんだ!で終われるけど、 私は色々…

27.ガソリン生活 / 伊坂幸太郎

物心ついた時から、 うちの車は青のCR-Vだった。 見た目も乗り心地も大好きだったし、 いろんなところに一緒に行ったし、 ペットに近い感覚で接していた。 高校の時に流石に買い替えになり、 車とお別れするから部活休むと言ったら、 友達にびっくりされて、…

27.猫を抱いて象と泳ぐ / 小川洋子

去りゆく月日に追いついた 涙 これで現状月一冊です。 この本、インスタにあげたら、 それは名作だぞとコメント頂き、 期待値バク上がりで読んだ上でなお、 初っ端から掴まれました。 さっきあげた7冊目は、 現状に掴みかかっていけよ! というスタイルでし…

26.ふがいない僕は空を見た / 窪 美澄

高速バスの車窓からお届けします。8月がもう終わるというのに、 まだ7冊目だ… しかし今日が終わる前に読みまくります! この本は総じてなんだろう。 生来の気質なり、環境なり、 そういうものと向き合うのか、 向き合わないのか、 それはどういうことなのか…

25.自分の小さな「箱」から脱出する方法 / アービンジャー インスティチュート

ちゃんと読んだわけじゃないけど、 なかなかの図星だった。 箱の例えが分かりづらかったけど、 書いてあることはとても分かりやすい。 人間関係って難しくって、 私もよく人とぶつかるんだけれど (それはもう頻繁に!) 防御体制と自己欺瞞のせいだなあと つ…

24. 火天の城 / 山本兼一

おさむらい言葉苦手で、 あまり歴史小説読まないのだけど、 (浅田次郎は読むけど) お城建てる話なので、 嬉々としてとりかかった。 しかし、序盤辛かった… 分厚い、進まぬ… 登場人物もめっちゃ魅力的!ではなく お城建てるまでがめっちゃ長かった… しかし着…

23.Wizard of OZ / L. Frank Baum

みなさんご存知オズの魔法使い。 「Some where over the rainbow〜」 という歌が有名ですが、 「sun way over the rainbow〜」 だと思っていた、最近まで… ストーリー分かりますよね。 女の子が竜巻にさらわれて、 虹の彼方の国を冒険する話。 アトランティ…

22.凍りのくじら / 辻村深月

読む本を装丁で選んじゃうんだいつも… 私はこの本、出会っても買えなかったと思います。 この本を下さった方に大感謝です。 序盤は普通だったんですよね。頭のいい、賢い、高校生の主人公。苦労してるから、達観した考えができるんだ。いいなあ若い時から苦…

21.注文の多い注文書 / 小川洋子×クラフト・エヴィング商會

私これを読み終えたと言っていいのか? いや、読んだんだけれど。 どのような注文でも取り寄せるクラフト・エヴィング商會が、とある小説にまつわる注文に応えていく本。 とある方がハードカバーで下さって、おおおすみません良いもの頂いてしまって…と思っ…

20.センセイの鞄 / 川上弘美

・ご飯が好き、お酒が好き ・おじさん嫌いじゃない ・1人が好きだと思い込んでいる そんなあなたにオススメです。 テンポがゆったりしていて、読んでいて心地よい本でした。でも寝る前だと良くないかも、飯テロかもしれない。とにかくご飯が美味しそう。近所…

19.空の中 / 有川浩

書店に行ったら「空の中」「海の底」「塩の街」と 三作が並んでいて、 なんだこれは、 アトランティスチックじゃないか。 と思ってまずは空から攻めてみた。 分厚いので抵抗があったけれど、 読んでいて飽きなかった。 おいしいものごとばっかりなんだもん。…

18.むかしのはなし / 三浦しをん

昔話を現代風アレンジにした短編集。 コンセプトに惹かれて読んでみましたが、 途中でめげそうにになった…。 分かり易い内容ではなかったし、 主人公にも共感し辛く… そのため、先に解説を読んでみたところ、 なるほどどうやらここからが面白いらしい。 よし…

17.あのひとは蜘蛛を潰せない / 綾瀬まる

椎名林檎リコメンドということで。 遅咲きの大人の話。 自嘲する表現がすごい上手だなあと思いました。 子供と大人の境ってすごく気持ち悪いですよね。 自我が芽生えた幼虫ってこんな気持ちかなとか思います。 蛹になって自分を見つめなおしてやっと蝶になる…

16.変身 / フランツ・カフカ

思うところあって読み直した本。 誰でも知ってる名作だけれど… いろんなことに重ねてしまうんです 最近ね。 起きたら巨大な虫になっていた。 そんなシチュエーション、 あるはずがないんだけれど、 同じ境遇には簡単に陥るんだよね。 真面目に、 懸命に、 献…

15.預言者 / カリール・ジブラン

若干の反則… 読書するものではないですね、 まさにバイブルといいますか… ある土地を旅立つ預言者に、 街の人が最後の質問をする、 みたいな感じです。 ◯◯について、 △△について、 といった具合に、 あることについての見解があるのですが、 「愛について」…

14.夕映え天使 / 浅田次郎

浅田次郎の“さよなら”総集編、 みたいな一冊。 色々な終わりが描かれています。 決して今風ではないんだけれど、 斬新さを持っているというか、 濃くて分かりやすい何か? ベタ塗りみたいな掴み? そんなところに、 読めば読むほど惹かれます。 時間の経過が…

13.ふたり / 赤川次郎

持ってたのを読み直した本。 姉妹のお話。 冒頭から泣きます… お姉ちゃん大好きになってしまいます。 波乱万丈で、飽きません。 みかちゃんを応援しながら読むと、 ハラハラして読めます。 おすすめ。

12.ぼくは勉強ができない / 山田詠美

またこれも読みたくなるタイトル! コンプレックス系の暗い話かと思った。 けど、ナルシスト側ですね、 どちらかというと… 秀美君に惚れる女子は多いかもですが、 村上春樹と同じ感じがしていやだ。 多分全然違うけど。逆だね キャラクターがしっかりしてい…

11.ここは退屈迎えに来て / 山内マリコ

いわゆるマイルドヤンキーの話なのか。 声に出して読みたくなるタイトル。 帰る地元もないので、 分かるはずもないのだけれど、 「なんかわかる」と思ってしまう。 視点を代わる代わる変えて、 話の裏と表をくるくる回して、 テーマも内容も派手じゃないけど…

10.むかでろりん / 遠藤徹

小説ですが、これは漫画みたいでした。 小説読んでる気がしなかった。 映像が、濃すぎる! なんで? どうしてそうなる? というストーリー設定… 「狂ってる」という説明を聞いて、 ほう、と思って読みましたが、 確かに頭が違う。 狂ってるのですが、 書き方…

9.gift / 古川日出男

表紙が好きで、買ってみました。 ジャケ買いというやつですね。 非常に読みやすい、短編集! 旅行先でのんびり読むのが良い。 私は大阪行きの、 昼行の高速バスの中で読みました。 まったり。 文章が主人公になりきっていて、 違う人が書いてるみたいで面白…

8.空想ラジオ / いとうせいこう

ノンフィクションを フィクションにしたり、 フィクションを ノンフィクションにしたり、 そうやって人を慰める方法も、 あるんだなと思った。 想像力って凄くて、 なんでもできるんですよね。 うんうん。 いとうせいこうさんって、 確か天才テレビくんに出…

7.夜の国のクーパー / 伊坂 幸太郎

この本を読む前に、 知人から量子物理学の話を聞きました。 量子力学(りょうしりきがく、英: Quantum mechanics)は、 一般相対性理論と同じく現代物理学の根幹を成す理論として知られ、 主として分子や原子あるいはそれを構成する電子など、 微視的な物理…

6.円卓 / 西加奈子

西加奈子さんの本はあったかピリッとしてて好き。 『さくら』という本もすごくすきなんだけど、 この『円卓』が本当に面白いので、 こちらをおすすめ。 ませた女の子が成長していく話。 眼帯に憧れた時代、あったでしょう… 主人公とその友人たちが本当に面白…

5.ブランコの向こう側 / 星新一

ショートショートの映像はyoutubeとかで見てるけど、 小説読んだことないから読んでみた。 これは、ドッペルゲンガーを追っかけたら、 夢の国に迷い込んでしまったという話。 ファンタジーだし、 登場人物子供なんだけど、 シビアだったりひねてたりして、 …

4.草原からの使者 / 浅田次郎

沙高楼奇譚というシリーズの一つ。 浅田次郎好きとかいいながら、 JALの雑誌のコラムと『地下鉄に乗って』くらいしか読んでなかったので、 ブックオフで買って読んでみた。 特別な人しか来れない、 真面目なすべらない話みたいな設定。 語り手ごとに一つの章…

3.私の男 / 桜庭一樹

勧めてもらって読んだ一冊。 面白い書き方をしてる本だった。 結末から遡っていく書き方。 視点を各出来事で変える書き方。 最初から状況はほぼほぼ掴めるけど、 徐々に詳細になっていき、 新聞のニュースを読むような感覚から、 徐々に当事者の心境に近づく…

2.表現力のレッスン / 鴻上尚史

読んだと言っていいのかわからない。 そもそも読んだだけで、 やってない。 ライブに役立つかなぁと思い、 買ってみた一冊。 基本複数人でやるレッスンなので、 家で読んでも実践できない。 早稲田の講義で使ってるらしい。 受けたかったなぁー 先日書いた、…

1.街の灯 / 北村 薫

カタカナの言葉を集めたくて読んだ。 昭和初期が舞台の小説。 お金持ち×有能な秘書×謎解き。 よく見るなぁ… 主人公が素人のミステリのことを、 コージー・ミステリというらしい。 それです。 狭義には女性向けの気楽に読めるコメディミステリとのこと。 女の…